交通事故による肩痛|完全ガイド
広島市安佐南区のHALE整骨院が徹底解説
交通事故による肩痛とは
交通事故後に「肩が重い」「腕を上げにくい」「じっとしていても肩がズキズキする」といった症状は多くの方に見られます。
特に、追突・側面衝突・正面衝突など“首に大きな揺さぶりが加わる事故”では、首と肩まわりの筋肉・靭帯・神経が一斉にダメージを受け、時間が経ってから強く痛みを訴えるケースも非常に多いです。
交通事故による肩痛は、単なる肩こりとは全く異なる“外傷性の損傷”であり、放置すると後遺障害へ移行しやすい症状の1つです。そのため、早期治療・正確な評価・適切な通院が非常に重要になります。
交通事故で肩痛が起こる“5つの代表的な原因”
事故後の肩痛といっても、中身は人によって大きく異なります。ここでは、医療機関・整骨院で多く診られる代表的な5つの原因を詳しく説明します。
① むちうち(頚椎捻挫)による関連痛
首の筋肉・靭帯が損傷すると、肩甲骨まわりに連動して痛みが広がります。
● 肩〜腕にかけて痛む
● 肩こりとは違いズキッと鋭い痛み
● 首を動かすと肩まで響く
これは典型的な「むちうち由来の肩痛」です。
頚椎の炎症がある限り肩の筋肉も防御反応で硬くなり、日常動作(腕を上げる・後ろに回す)で痛みが出ます。
② 肩関節の微細損傷(捻挫・関節包の炎症)
事故の衝撃で肩関節がわずかにズレたり、関節包に炎症が起こることがあります。
● 肩を動かすと引っかかる
● 上着を着る動作で痛い
● 重い荷物を持つとズキッとする
レントゲンでは写らないことが多く、「異常なしと言われたのに痛い」という典型例です。
③ 筋挫傷(筋肉のダメージ・筋緊張)
衝撃で肩の筋繊維が部分的に損傷すると、筋肉が強く緊張し“鉄板のような硬さ”になります。
● 肩を押すと強い痛み
● 同じ姿勢が続くと悪化
● 寝返りでも痛む
筋緊張が長引くと血流が悪化し、治りが遅くなるため早期ケアが重要です。
④ 神経の圧迫・牽引(腕神経叢のストレス)
肩〜腕にかけて走る神経が引き伸ばされることで、肩痛+しびれ・だるさ・腕の重さが出ることがあります。
● 肩が重だるい
● 手がしびれる
● 力が入りにくい
事故後の神経症状は、放置すると慢性化しやすいため専門的な評価が必須です。
⑤ ストレス・自律神経の乱れによる筋緊張型の肩痛
事故後のストレスや緊張状態が続くと、交感神経が働きすぎて筋肉がずっと固まり続けます。
「事故以来ずっと肩が重だるい」「頭痛もセットである」場合はこのタイプ。
交通事故による肩痛の特徴(一般的な肩こりとの違い)
事故後の肩痛は以下の点で“普通の肩こり”と明確に違います。
✔ 発生原因が外傷(衝撃)である
肩こり=生活習慣
肩痛(事故)=筋肉・靭帯の損傷
原因が全く違うため、ストレッチやマッサージだけでは治らないのが特徴です。
✔ 痛みが遅れて出る(24〜72時間後に悪化)
事故直後は興奮状態で痛みを感じにくいですが、2~3日後に強い痛みとして現れることが多いです。
✔ 動作で痛みが出やすい(可動域制限)
・腕を上げる
・後ろに回す
・肩をすぼめる
これらがしにくくなるのは“筋や関節の損傷”のサインです。
✔ 後遺症リスクが高い
肩痛は放置すると、
● 四十肩・五十肩様の症状
● 慢性的な肩こり・頭痛
● 頚椎症への移行
など後遺症につながりやすいのが特徴です。
交通事故による肩痛の代表的な症状
以下の症状は、整骨院・整形外科でよく見られます。
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肩の鋭い痛み・鈍い痛み
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肩周囲の張り感・重だるさ
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腕が上げにくい
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肩が後ろに回らない
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首を動かすと肩が痛む
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肩甲骨の内側が強烈にこる
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しびれ・だるさ・力の入りにくさ
1つでも当てはまるなら、軽度でも事故の影響が残っている可能性があります。
医療機関での検査・診断
交通事故後の肩痛では、以下の流れで評価されることが一般的です。
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触診・可動域検査
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レントゲン(骨折の有無を確認)
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必要に応じてMRI(筋・靭帯損傷を確認)
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神経の評価
レントゲンで「異常なし」と言われても、痛みが続く場合は整骨院での継続的な施術が必要になるケースが多いです。
交通事故の肩痛は整骨院で何ができる?
治療内容は症状によって異なりますが、代表的なものは以下です。
✔ 炎症の早期改善(アイシング・特殊電気)
痛みの原因となる炎症を抑えるため、事故初期に有効。
✔ 深層筋の調整(手技・筋膜リリース)
事故後に固まった筋肉を緩め、血流を促進。
✔ 関節の動きの改善(モビリゼーション)
肩関節の微細なズレや硬さを正しく整えます。
✔ 神経症状へのアプローチ
むちうちからくる肩腕症状(神経痛)にも対応。
✔ 姿勢・可動域の改善
痛みが取れた後の“再発しない状態作り”も重要です。
後遺症にしないために必要なポイント
肩痛は放置すると後遺障害が残る代表的な症状です。
以下を必ず意識してください。
✔ 少しでも痛みがあれば通院を継続する
「痛みは弱いしもういいかな」と自己判断すると悪化します。
✔ 仕事・家事で無理をしない
負担が大きい作業は悪化の原因になります。
✔ 定期的な可動域チェック
肩の可動域が狭いほど後遺症リスクが増えます。
交通事故による肩痛で自賠責保険は適用される?
はい、適用されます。
通院回数に応じて慰謝料も加算されます。
HALE整骨院が交通事故の肩痛に強い理由
● 事故専門で多数の臨床経験
● 深層筋・関節・神経を立体的に評価
● 病院との併用OK
● 保険会社とのやり取りもサポート
● 自賠責保険で自己負担0円
事故後の肩痛は専門院での治療が圧倒的に有利です。
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