交通事故による骨盤痛
広島市安佐南区のHALE整骨院が徹底解説
交通事故後に「骨盤が痛い」
は重大なサイン
交通事故の後、腰〜お尻の奥がズキッと痛む、座ると骨盤周辺がしんどい、歩くと片側が引っかかる——
このような症状を訴える患者様は非常に多く、実は 骨盤の関節(仙腸関節)や周囲の筋・靭帯の損傷 が隠れていることがあります。
交通事故後の骨盤痛が厄介な理由は、次の3つ。
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レントゲンに異常が映らないことが多い
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痛みが時間差で悪化する
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治療しないと慢性化・歩行障害に移行しやすい
特に、事故数日後から徐々に痛みが増すケースは、 深部の靭帯損傷や仙腸関節の微細なズレ(サブラクセーション) が関係している可能性が高いです。
■ 交通事故による骨盤痛の原因(医学的メカニズム)
交通事故で骨盤が痛くなる主な原因は以下の5つです。
① 仙腸関節(骨盤の関節)の微細なズレ・捻挫
骨盤は左右の腸骨・仙骨から構成され、そのつなぎ目にあるのが 仙腸関節(せんちょうかんせつ)。
交通事故の衝撃で以下が起こります:
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関節のわずかなズレ
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靭帯のストレッチ損傷
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関節周囲の炎症
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仙骨と腸骨の可動性の低下
仙腸関節はわずか数mmしか動かない繊細な関節のため、少しのズレでも強い痛みが出るのが特徴です。
痛みの出やすいポイント
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骨盤の後ろのくぼみ(PSIS)
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腰より少し下のお尻あたり
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片側の臀部〜太もも外側
「座ると痛む」「片足荷重がつらい」という方は仙腸関節障害の可能性が高いです。
② 交通事故による腰椎捻挫(いわゆる腰のむちうち)
衝突の瞬間、身体は前後左右に強く揺さぶられます。
この際、腰の筋肉や靭帯が急激に伸ばされ、腰椎捻挫が発生します。
腰椎と骨盤(仙骨)は一体で動く構造のため、腰椎捻挫は骨盤痛とセットで起こりやすいです。
典型的な症状
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前屈・後屈で痛む
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起き上がり動作がしんどい
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片側のお尻がズキッとする
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歩くと骨盤が不安定
事故後の腰椎捻挫は治療を怠ると、慢性腰痛の原因になります。
③ 骨盤周囲の筋・筋膜の損傷
衝撃によって以下の筋肉が損傷すると、骨盤痛の原因になります:
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中殿筋
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小殿筋
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梨状筋
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腸腰筋
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大臀筋
筋膜損傷はレントゲンに写らないため「異常なし」と言われやすいですが、
実際は筋肉が炎症を起こし、骨盤〜腰の痛みを生みます。
特に 梨状筋が硬くなると坐骨神経痛のような症状 を併発します。
④ 腰椎からの神経の過敏化(神経根障害)
交通事故で腰椎にストレスがかかると、坐骨神経の出口付近が刺激されることがあります。
結果として以下の症状が出ることも:
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お尻の深部痛
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太もも裏のだるさ
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ジンジンする痛み
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長時間座れない
骨盤の関節トラブルと神経痛が同時に起こるケースも多いです。
⑤ 骨盤のゆがみ・不安定性
事故で身体が大きく揺さぶられると、骨盤全体が左右非対称に歪みます。
すると——
片側に荷重が偏り、仙腸関節や腰椎にストレスが集中し、痛みが悪化します。
ゆがみは放置すると長期化しやすく、早期調整が重要です。
■ 病院での検査で「異常なし」と言われやすい理由
交通事故の骨盤痛は、以下の理由で見逃されがちです:
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レントゲンに仙腸関節や靭帯の炎症が映らない
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MRIでも微細な炎症は捉えにくい
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医師がむちうち中心に診断し、骨盤を見落とすことがある
しかし、痛みは現実にあり、適切な治療で改善できます。
整形外科で検査を受けつつ、 整骨院での実質的な施術が重要 になる症状です。
■ 放置するとどうなる?(長期化リスク)
交通事故による骨盤痛を放置すると——
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慢性腰痛の発症
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坐骨神経痛の悪化
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歩行不安定
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反り腰・猫背など姿勢の崩れ
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立ち上がり動作の痛み
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仕事・家事に支障
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後遺障害として残る可能性
骨盤は身体の中心部のため、ここが乱れると全身に悪影響が出ます。
■ HALE整骨院での“交通事故の骨盤痛”専門施術
安佐南区のHALE整骨院では、事故による骨盤痛を 根本から改善する専門施術 を提供しています。
① 仙腸関節の微細なズレを調整
事故によって起きた骨盤関節のゆがみや不安定性を、
国家資格者が安全に整えます。
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痛みの出にくい手技
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関節の可動域を正常化
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仙骨〜腸骨のバランスを整える
これにより、骨盤痛の根本原因にアプローチします。
② 深層筋のトリガーポイント調整
事故後は筋膜が強く緊張しており、これが痛みを悪化させます。
特に以下の筋を重点的にケア:
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中殿筋
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梨状筋
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腸腰筋
深層筋の緊張を取ることで、骨盤の安定性が改善し、痛みが大きく軽減します。
③ 骨盤の歪み補正・アライメント調整
ゆがみが残ったままだと痛みが長期化するため、
骨盤全体のバランスを丁寧に整えます。
④ 電気+手技+温熱の組み合わせ
事故後の炎症は深部にあるため、複数の施術を組み合わせて改善します。
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深部電気療法
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温熱療法
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関節モビライゼーション
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筋膜リリース
症状に合わせて、最適な施術プランを組み立てます。
⑤ 病院との併用・転院も可能
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医師の診断書
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痛み止めとの併用
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月1〜2回の医師フォロー
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他院からの転院サポート
整形外科と整骨院の併用で、最短の改善を目指します。
■ 治療期間の目安
症状の強さによって異なりますが、
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軽度:3〜6週間
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中度:1〜3ヶ月
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重度:3〜6ヶ月以上
仙腸関節障害は早期治療での改善が最も早いです。
■ よくある質問
Q1. 骨盤の痛みだけでも交通事故治療の対象?
→ はい。事故による骨盤痛も自賠責保険で治療できます。
Q2. レントゲンで異常なしでも通院できますか?
→ 可能です。骨盤痛の多くはレントゲンに映らない軟部組織の損傷です。
Q3. 妊婦でも施術できますか?
→ 施術内容を調整し、安全に対応可能です。














