交通事故による吐き気
広島市安佐南区のHALE整骨院が徹底解説
交通事故後に起こる
「吐き気」は危険なサイン
交通事故後、時間が経ってから突然「吐き気」を感じる人は非常に多く、むちうち症状の中でも代表的な“自律神経症状”のひとつです。
しかし、一般の胃腸トラブルと違い、事故後の吐き気は 頚椎・脳・自律神経 に関連するケースが多く、適切な評価と治療が必要です。
特に以下に当てはまる場合、早期の対応が重要になります:
-
事故翌日〜3日後から吐き気が強くなる
-
首を動かすと気持ち悪くなる
-
頭痛・めまい・耳鳴りも併発している
-
病院の検査は異常なしだが症状が続く
-
吐き気で仕事や家事が困難になってきた
交通事故による吐き気は、 放置すると数ヶ月〜1年以上遷延化し、後遺症に移行する可能性 があります。
■ 交通事故で「吐き気」が起こる医学的な原因
事故後の吐き気は、主に次の4つのメカニズムから発生します。
① むちうち(頚椎捻挫)による自律神経の乱れ
交通事故の衝撃で頚椎(首の関節)が捻挫し、周囲を通る神経・血管が過敏になります。
首には「自律神経」が多く分布しており、損傷によって以下の症状が出やすくなります。
-
吐き気
-
動悸
-
息苦しさ
-
寒気・熱感
-
筋緊張性の頭痛
むちうち症状の約40〜60%が自律神経症状を併発すると言われており、特に吐き気は代表的です。
② 頭部・頚部の筋緊張による血流障害
事故後の衝撃により、首〜後頭部の筋肉が防御反応で過緊張になります。
この緊張が血管を圧迫し、脳に十分な血液が行かなくなることで「吐き気」「頭痛」「めまい」などが発生します。
特に以下の筋群が硬くなると吐き気が出やすいです:
-
後頭下筋群
-
胸鎖乳突筋
-
僧帽筋
-
肩甲挙筋
事故後の筋緊張は、睡眠不足や気圧の変化で悪化しやすいため、早期治療が非常に重要です。
③ 三半規管への影響(平衡感覚の乱れ)
むちうちによって頚椎の深部感覚が乱れると、耳の奥にある三半規管とのバランス信号にズレが生まれます。
この“情報の食い違い”が脳の嘔吐中枢を刺激し、吐き気・ふらつきが出ます。
「乗り物酔いのような吐き気」と表現する患者様が多いです。
④ 頭部・脳の軽度外傷(脳振盪)
頭を打っていなくても、急激な減速衝撃によって脳が揺さぶられ、脳振盪が起こる場合があります。
症状:
-
吐き気
-
頭痛
-
ぼーっとする
-
眠気
-
集中力低下
CTやMRIで異常なしでも、脳振盪は起こり得ます。
■ 危険なケース(必ず病院へ)
以下の症状があれば、整形外科または脳神経外科の受診が必要です。
-
吐き気が止まらない
-
嘔吐を繰り返す
-
片側の手足にしびれ・力が入りにくい
-
ろれつが回らない
-
意識がぼんやりする
-
視界が歪む・二重に見える
これらは 脳出血・内耳障害・脳振盪の重度化 の可能性があるため、まずは医療機関で検査を受けるべきです。
■ 交通事故の吐き気を放置するとどうなる?
治療が遅れるほど、以下のリスクが高まります。
-
慢性的なめまい・立ちくらみ
-
自律神経失調症状の長期化
-
首こり・頭痛の慢性化
-
睡眠障害
-
仕事や家事に支障が出る
-
事故後の後遺障害として残る
特に「首が原因の吐き気」は自然には治りにくく、定期的な治療で頚椎〜自律神経を整える必要があります。
■ 病院(整形外科)での検査
医療機関では主に以下を行います:
-
X線(レントゲン)
-
CT
-
MRI
-
神経学的テスト
-
めまい検査(必要に応じて)
多くの患者様は 画像で異常なし=問題なし と言われますが、
むちうちの多くは画像に映らない「軟部組織の損傷」なので、整骨院との併用が必要になります。
■ HALE整骨院でできる“交通事故の吐き気”専門施術
安佐南区のHALE整骨院では、事故特有の症状に特化した施術を行います。
① 頚椎のズレ・可動域の改善
事故で微細にズレた頚椎の関節を整えることで、神経の圧迫・血流障害を改善します。
② 後頭部〜首根元の筋緊張を深部から緩和
吐き気の多くは 後頭下筋群・胸鎖乳突筋の緊張 が原因のため、深層筋にアプローチします。
③ 自律神経の調整
首の硬さを取るだけでなく、呼吸・姿勢・睡眠リズムを整えるケアも行い、
“事故後特有の自律神経の乱れ”を改善します。
④ 電気・温熱・手技を組み合わせた総合施術
医師の同意があれば電気治療で深部の炎症を抑制。
症状に合わせて最適な施術を組み合わせます。
⑤ 病院との併用・転院サポート
-
痛みが強い時は医療機関へ紹介
-
診断書の取得サポート
-
整形外科との併院を継続しながら治療可能
事故治療のプロとして、安全で最短の改善を目指します。
■ 治療期間の目安
事故後の吐き気は、むちうちの中でも回復に時間がかかる症状です。
平均:
-
軽度:3〜6週間
-
中等度:1〜3ヶ月
-
重度:3〜6ヶ月以上
早期治療ほど改善が早い傾向にあります。
■ よくある質問
Q1. 吐き気がある日は通院して大丈夫?
→ はい、問題ありません。
症状が強いほど早期の調整が必要です。
Q2. 病院では異常なしと言われたけど治療できる?
→ 交通事故の吐き気は画像に写らない筋・神経の問題が多く、整骨院での施術が効果的です。
Q3. 自己負担は本当に0円?
→ 自賠責保険が適用されるため 0円 で治療可能です。














