腰痛の原因が「お尻の筋肉」にある?知られざる関係とは
- 崎本 圭三
- 11月2日
- 読了時間: 3分
更新日:6 日前

こんにちは。HALE整骨院の院長・崎本圭三です。
「長時間座っていると腰が痛い」「立ち上がる時に腰が重い」そんな腰痛の原因、実は“お尻の筋肉”にあることが多いのをご存じですか?
腰ばかりに注目されがちですが、実際はお尻(臀部)の筋肉のコリや硬さが、腰痛を引き起こしているケースがとても多いんです。
お尻の筋肉(臀筋群)とは?
お尻にはいくつもの筋肉がありますが、代表的なのが次の3つです。
大殿筋:お尻の表面を覆う大きな筋肉。立つ・歩く・しゃがむなどの動きに関わる。
中殿筋:骨盤を横から支える筋肉。バランスを保つ役割がある。
小殿筋:股関節を安定させる、深い位置のインナーマッスル。
これらの筋肉は、骨盤の安定や腰を支えるためにとても重要な働きをしています。つまり、お尻の筋肉が硬くなったり弱くなると、骨盤や腰への負担が一気に増えてしまうのです。
お尻の筋肉が原因で起きる腰痛のメカニズム
お尻の筋肉が凝り固まると、
骨盤が後ろに傾き、腰が丸くなる
腰椎(腰の骨)が引っ張られて痛みが出る
坐骨神経を圧迫してシビレが出るといった不調が起きやすくなります。
特に、中殿筋や梨状筋(りじょうきん)が硬くなると、坐骨神経痛のような「お尻から脚にかけての痛み・シビレ」が出ることもあります。
座りっぱなしが腰痛を悪化させる理由
デスクワークや長時間の運転などで座りっぱなしの姿勢が続くと、お尻の筋肉は圧迫され、血流が悪化します。
その結果、
筋肉が酸欠状態になる
柔軟性が低下する
腰を支える力が弱まる
という悪循環に。
「腰が重いな」と感じたら、実はお尻がSOSを出しているのかもしれません。
お尻の筋肉をほぐすことで得られる効果
お尻の筋肉をほぐすと、次のような変化が期待できます。
✔ 骨盤がまっすぐ整い、姿勢が良くなる
✔ 腰のハリや重さがスッと軽くなる
✔ 坐骨神経の圧迫が減り、脚のシビレ改善
✔ 血流が良くなり、冷え・むくみもスッキリ
お尻の筋肉をやわらかくすることで、腰そのものにかかる負担が減り、自然と痛みが改善していくんです。
整骨院でのアプローチ
HALE整骨院では、腰だけでなく「お尻・骨盤・太もも」など関連する筋肉の状態を丁寧に確認します。
施術では、
トリガーポイント療法で深部のコリをピンポイントにほぐす
筋膜リリースで筋肉の滑りを改善
体幹トレーニングで再発しにくい体づくりを組み合わせ、根本から腰痛を改善へ導きます。
その場しのぎのマッサージではなく、「原因にアプローチする施術」で、しっかりと腰の軽さを実感していただけます。
まとめ
腰痛の原因は、必ずしも「腰」だけではありません。お尻の筋肉をゆるめ、骨盤や体幹のバランスを整えることで、つらい腰痛は大きく改善します。
「腰が痛いのに、マッサージしてもすぐ戻る…」そんな方は、お尻の筋肉がカギかもしれません。







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