😌 痛みを感じさせないための治療の配慮
1. 急性期(初期)の治療
事故直後から数日間は、炎症が強く、患部が非常にデリケートな状態にあります。
病院での対応: 医師は、まず炎症を抑え、痛みを緩和させることを優先します。この時期は、安静を指示し、必要に応じて**薬(痛み止め、湿布など)**を処方します。施術自体は最小限に留め、患部の固定(コルセットや頚椎カラーなど)を行うことで、これ以上の損傷を防ぎます。
整骨院での対応: 整骨院でも、炎症が強い時期は、患部に直接触れる施術は避け、炎症を鎮めるためのアイシングや、患部に負担をかけないよう周囲の筋肉を優しく緩和する程度の非常にソフトな手技、または**非温熱性の物理療法(微弱電流など)**を用いることが中心となります。
2. 慢性期(回復期)の治療
炎症が治まり、症状が安定してくる回復期に入ると、徐々にリハビリテーションや本格的な施術を開始します。
段階的な施術: 施術者は、患者さんの状態を確認しながら、「痛気持ちいい」と感じる程度のソフトな刺激から治療を始めます。無理に強く押したり、関節を急激に動かしたりするような施術は行いません。
手技(マッサージ)の調整:
圧の強さの確認: 施術のたびに「強すぎませんか?」「痛くありませんか?」と確認が入ります。もし少しでも痛みや不快感を感じたら、その場ですぐに伝えるようにしてください。施術者は、すぐに圧の強さや角度を調整します。
部位の配慮: 痛みのある部位だけでなく、**関連する筋肉(首の痛みなら背中や肩甲骨周りなど)**を緩めることで、患部への負担を減らしながら痛みを和らげることを目指します。
電気治療の調整: 電気治療も、痛みを伴うほど強い電流を流す必要はありません。電気の強さや周波数は、患者さんが心地よく感じるか、または不快感のない程度に調整されます。
📢 最も重要なこと:コミュニケーション
治療中に痛みを感じさせないために、最も重要なのは患者さんと施術者間のコミュニケーションです。
我慢しないでください: 「先生に悪いから」「効果がないと思われたくないから」といった理由で痛みを我慢することは、絶対に避けてください。痛みを我慢すると、身体が防御反応で硬直し、治療効果が逆に低下してしまいます。
フィードバックを: 施術中に「少し響きます」「この体勢はつらいです」「もう少し優しくお願いします」といった具体的なフィードバックをすることで、施術者はすぐに最適な施術内容に調整できます。
整骨院での治療は、痛みを伴うものではなく、筋肉の緊張を緩め、血流を改善し、自然治癒力を高めることを目的としています。安心して施術を受けてください。
Q.治療は痛いですか?
A.いいえ、交通事故の治療において、基本的に無理に痛みを我慢させるような施術は行いませんのでご安心ください。
